アーユルシャンティ こころとからだに向き合う マインドフルなオトナ女性のための ヨガウェア |
OL生活で疲れた心と体を癒すためにヨガスタジオへ向かい、そこでかつて味わったことのない解放感に魅了されヨガの世界に入られた華子さん。 インストラクターの他、ヨガの専門誌「Yogini」をはじめとする様々なメディアでライターとしても活躍中。食にも関心を持ち薬膳デザイナーの資格も取られてマルチな才能を発揮。 そんな華子さんにインタビュー。熱いお答えをいただきました! マルチにご活躍の華子さんですが、人生の中で仕事とはどんな役割ですか? 華子:ヨガの姉妹と呼ばれる、伝統的なインドの民間医療法「アーユルヴェーダ」の教えに“ダルマ”というものがあります。日本語で訳すと「使命、任務」で、人は生まれ持った体質や性質に合った、自然体で、自分らしく活動ができる使命のこと。 それを探し、見つけ、任務をまっとうすることが大切な行法だと、インド哲学はいいます。そうはいっても、じゃあどうやってダルマを選べばいいのか?その見極め方は、「自分が幸せになること。そして、自分以外の人の成長と幸福になること」なんです。 ダルマ、ですね。さっそくヨガ哲学からの引用、さすがライターさんです。 華子:私はヨガの講師であり、ヨガの記事を書くライターとして、ヨガの知恵をご縁ある方々にシェアしています。その使命の中で、レッスンを受けてくれた人や、書いた記事を読んでくれた人の毎日が、ちょっと心地よくなったり、幸せになるためのヒントを得ることができたら、こんなにうれしいことはないなぁと。 これが私のダルマなんだと実感しています。他人への寛容度が低くなっている殺伐とした現代社会ですが、ご縁あった方の心の中を、ほんわかと照らすランプのような役割になれたらいいなと思います。まだまだ、小さな明かりですが・・・。 素敵ですね。 ダルマを全うしつつ、ゆっくりしたいとき行くお気に入りの場所はどこですか? 華子:羽田空港が好きです。浜松町からモノレールに乗って、羽田空港のカフェで、飛び立つ飛行機を眺めながらお茶を飲む。空港って非日常的な空間ですよね。リフレッシュするので、帰りには思考の視野が広くなっていることも多いです。 あとは、本屋も大好きです。でもついつい、色々な情報をたくさんインプットしちゃうので、頭の中は忙しくなっちゃうのですが(笑) 空港は旅への思いを馳せるのにぴったり視野が広がりそうですね。本屋さんも分かる気がします。 ところで薬膳デザイナーの資格も取られたそうですが、食や生活の中で意識していることを教えてください。 華子:伝統的な中国の医学に基づいた、薬膳(食養生)を取り入れています。ヨガをやっていると、ベジタリアン?ヴィーガン?と聞かれるのですが、お肉も魚も大好きです。 私は貧血持ちで、毎月の生理の後や、寝不足が続くような忙しい時には「気」も「血」も消耗してしまいます。そんな時には、大きな鍋に牛テールや、鶏手羽元を入れて、野菜と一緒にコトコト炊いた薬膳スープを食べて、早く眠るのが回復の秘訣です!ヨガの練習は骨格の特性、呼吸の深さ、それぞれ自分が持っているユニークな体に合わせた練習をするのが一番。そして、毎日の食事もまったく同じだと考えています。 みんながやっているからではなく、私には何が必要か、何が必要ではないか、自分に問いかけながら食事を考えています。 自分たちは食べたものでできていますものね。食、大切です。 ところで年齢をかさねるにつれて楽しいと感じることは何かありますか? 華子:若い頃のように、惰性や「なんとなく」という感情で、ものごとを流していかなくなったので、自分が決断した選択に、責任が持てることでしょうか。理由もしっかりと答えられるし。そこから得るものは、世の中とコネクトしていて、今を生きている!っていう実感。幸いなことに、私の周りには素敵な先輩方がたくさんいるので、その魅力をこっそり盗み、勉強している最中です。 あとなぜが、40代に入って、明るい色の服が好きになりました。これからまたどんな風に趣味嗜好が変わるか。そして何事に対しても、選択をしない時の都合のいい言い訳を、年齢のせいにはしないように。先入観を捨てて、未知数な未来を楽しむ気持ちでいたいなと思います。 華子さん、様々な興味を糧に輝いていていますね。 知性とバイタリティを感じます。これからもご活躍を期待しています! 華子さんのスペシャルクラス、2019年2月26日に二子玉川蔦屋家電で受けられます! 2019年2月26日(火) 時間 19:00〜20:30(開場18:45) 詳しくはリンクをご覧くださいね。 |
Hanako Murakami (村上華子) ヨガインストラクター 薬膳デザイナー ライター エディター ヨガとの出会いは、OL生活で疲れた心と体を癒すためにヨガスタジオへ向かい、そこでかつて味わったことのない解放感に魅了された。健康になることで毎日が楽しく、見える世界が好転した経験から、ヨガは人生を歩むために欠かせない心の杖になる。その後、綿本彰氏のもとで本格的なトレーニングを積み、2008年にヨガ仲間と共に「HAS YOGA銀座」を設立。 古くから継承されるヨガの哲学は、ポーズや呼吸法の実践からはじまり、やがて“どう生きるか?”を考える、道徳的な部門にまで及ぶ。少々難解なヨガの哲学をどうやって普段の生活に取り入れるか、“毎日の暮らしを豊かにするツール”として多くの人が役立てられるように、日々かみ砕きながらヨガの指導にあたっている。 今年、中医学をベースにした薬膳フードデザイナーの資格を取得。ヨガによる心身の健康法に加えて、日本の風土、四季の移ろいに合わせた薬膳(食養生)のレクチャーも行い、より自然と調和した、心地よい暮らしの提案をサポートしている。 その他、2015年〜アジア最大級のヨガイベント「ヨガフェスタ横浜」に、毎年インストラクターとして指導にあたる。さらに、ヨガを中心に心と体に向きあうための記事を執筆する編集・ライターとしても活動の場を広げ、様々な角度から老若男女にヨガの魅力を伝えている。 【サイト関連】 ヨガスタジオ「HASYOGA銀座」 http://www.hasyoga.net Instagram「季結び庵」“ヨガと薬膳のコミュニティ” https://www.instagram.com/tokimusubian/?hl=ja |