アーユルシャンティ こころとからだに向き合う マインドフルなオトナ女性のための ヨガウェア |
ヨーガ療法って聞いたことがありますか?ヨーガを科学的な研究をもとに、一般の人や疾患のある人でも安全にできるよう改良して作られたものなのです。 今日はこのヨーガ療法士として活躍されている徳永いづみさんにお話を伺いました。 こんにちは。まずはいづみさんのお仕事について教えてもらえますか。 いづみ:ヨーガ療法士、心理カウンセラーをしています。 元々はアパレルメーカーでデザインの企画の仕事をしていた関係で、高校の非常勤講師として服飾のデザイン画を教える仕事もしています。 現在は精神科の病院のデイケア、障害者の就労支援施設,発達障害児童の放課後デイサービスなどでヨガを教えています。 就労支援施設では心理学の講座とヨーガの2つのプログラムを担当しています。 講座では気持ちや考えや行動の関係をロールプレイなどを通じて体験的に理解していけるようなサポートを行い、ヨーガの時間は,身体や呼吸を通じて効果的に自己理解を深めるよう指導します。どちらも自分を客観的に見る力や自己コントロール力を養うことが目標ですが,組合わせることで相乗効果を得ていると感じています。 いづみ:やってきたことや興味あることが仕事にうまく繋がってきていると感じています。仕事は,自分の資源を活かせる場なのだと思います。ありがたいことに,私は自分を活かせる機会をたくさんもらっています。 __なるほど、素敵ですね。とこで、いづみさんはゆっくりしたいときに行く場所はどんなところですか? いづみ:もともとのんびり,ゆっくりしているのですが、犬を飼っていたころによく行っていた近所の公園によく行きます。 あとは温泉!近場の掛け流しの温泉に行きます。長い時間いくらでも入っていられますよ。 昔飼っていた愛犬オスカーと。
食に関しては色々意識されていそうですが、気をつけていることなどあったら教えてください。 いづみ:食べることは大切にしていますが、それ以上に,私は消化力が強くないのでその点はかなり意識しています。アーユルヴェーダを知ってから、生姜をよくとるとか、トリカツー(*アーユルヴェーダのスパイス、胡椒、生姜、長胡椒)などのハーブを取り入れたり、消化力をあげて食事を摂るようにしています。 年齢とともに消化力は弱まってきて、無駄なものを溜めやすくなるので気をつけています。トリカツーは手軽にサプリで摂りいれていますが、とってもいいですよ。オススメです。 __大人になって年齢をかさねるにつれて楽しいと感じることはありますか? いづみ:いろんな出会いが増えること。いろんな人に会っていろんな人の人生が聞けることが何よりも楽しいです。 若い頃もそうだったと思うけど、年々人の話がもっと楽しくなってきたと思います。ほんと人間って面白いです。この人こんなことあったんだーとか。 __とっても素敵ないづみさんですが、ご自身の思う素敵な女性は? いづみ:最近素敵だなと思うのは、なんでも受け止められる人。 女性としてだけでなく人間として、ですね。それはヨガをやったことに通じる気がします。 いいこと、悪いことを決めつけることもなく、受け止められる人。そういう人は素敵だなって思いますね。キャパが広い人ってことかもしれませんね。 年齢を重ねると素敵な人って見た目以上に中身が表に出てきますね。 __お仕事も含めヨーガとの関わりが深いですが、ご自身のヨーガとの向きあいかたを教えてください。 いづみ:ヨーガ療法に出会ってから7年になります。ちょうど震災の年で,社会的にも個人的にも振返って,これから先のことを考えた時でした。 その前から心理学やカウンセリングをやっていたのですが、それはそれで素晴らしいけれども心は見えないしわかりにくいので、身体を使って何かできるといいなとずっと思っていたんです。 その頃ヨガなど様々な要素を混ぜたある体操に出会い、インストラクターになってみたんですけど、やるうちにもっときちんと身体のこと,そしてヨーガのことが知りたくなったんです。 そんな時日本ヨーガ・ニケタンを知り,木村慧心先生に師事し,学んで,ヨーガ療法師になりました。 毎朝のヨーガは,アーサナ,呼吸法,瞑想と30分〜1時間くらい行ないます。 ニケタンでは毎月ヨーガ行というラージャ・ヨーガをやるのですが、その時間はもうとても楽しくて。ヨガの聖典を学んでその中からお題が出されるんです。たとえば先日は「自分の中の自由度を調べなさい」というもの。じっと座って,ただただ1時間,自分の内側に向きあってみる、という感じなんです。 愛読している聖典 わぁ、かなりディープにこころとからだに向き合っていますね! いづみ:そうなんです。ヨガをしていると自然に心と体に向き合うことができるのが素晴らしいと思いますね。ヨーガ療法では,その人の中のこだわりで不自由になった心に本人が気づいていけるよう,アーサナや呼吸法や瞑想を使って導いていきます。クライアントさんが自分自身に向き合う過程を共に寄添います。でもそれって実は私自身も自分に向き合っていることでもあるんですよね。 とっても深くておもしろいお話ですね。 毎朝のヨーガやアーユルヴェーダでの習慣にしていることがあると伺いましたが。 いづみ:朝起きてすぐにお湯を沸かし、歯磨きとタンクリーニングをします。 顔を洗って、足湯用のお湯をセットができたところで、太白ゴマ油を塗って足裏のオイルマッサージ。ゴマ油はあらかじめ火を通してキュアリングしたものを使います。 足湯に浸かりながら白湯を飲みつつ、バガバットギーダーなどのヨーガ聖典を読んで、それが日課になってます。初めは10分くらいだったのが気持ちいいから最近は30分くらいになってます(笑) 朝は白湯とお水で、水分をたっぷりと。 最後にお聞きしたいいのですがいづみさんは10年後、どうなっていたいですか? いづみ:そんなに変わらないかな。長生きしそうなので・・・(笑)。10年後も生きていて、今の延長にいる気がします。できればもう少し自然に近いところに住んでみたいなあと思いますね。 アーユルシャンティのウエアを着てみてのコメントもあればお願いします。 いづみ:素材がとても気持ちいいです。 動きにフィットするので着心地がよく,愛用しています。 いづみさんに着用いただいてるウェアはこちら。 コットンスムースソフトブラ/ライトグレー 今日は色々なお話がお聞きできて、とっても楽しかったです。 いづみさんご自身のこころとからだに向き合いながら、お仕事としてもそれを実践されているって素晴らしいことだと思いました。どうもありがとうございました! |
PROFILE 徳永いづみ ヨーガ療法士,心理カウンセラー,高校非常勤講師(デザイン画)。 20,30才代ファッション業界で活動。41才の時,主人を癌で亡くし,自身がカウンセリングを受けたことをきっかけに学び,カウンセラーとなる。 クライアントと接する中で,心と身体のつながりを深く関心を持ちヨガを学び,ヨーガ療法士となる。 現在は,障害者就労支援施設,発達障害児童の放課後デイサービス,精神科デイケアなどでヨーガ療法指導を行なう。 また,NPOメンタルサポートアカデミーの東京支部長を務め,カウンセラー養成講座を開催している。 |
NPOメンタルサポートアカデミー http://npo.micc-co.jp |