アーユルシャンティ こころとからだに向き合う マインドフルなオトナ女性のための ヨガウェア |
アーユルシャンティのモデルとしてお馴染みのTAMAKIさんの登場です! 実はモデルだけでなくいろんな才能に溢れた素敵な女性なんです。たくさんの方がTAMAKIさんのこと気になっていると思いますので、多彩な魅力を色々お聞きしたいと思います! ーーーまず、たまきさんの現在の活動について、教えてください。 たまき:今はヨガインストラクター、モデル、そして主婦として、1日の多くを2人の子供達と共に過ごしています。 ヨガは中学生の頃から母に習い始めました。でも実は出会いは9歳の頃なんです。 通っていたバレエの先生がヨガの要素を取り入れて指導をしてくれていたのですが、ヨガと意識せずやっていました(笑) 私の母もバレエが好きで小さい頃からずっと習っていたのですが、私と妹を出産した事を期にバレエの先生からの勧めで、ヨガを取り入れたストレッチ、健康体操のような形で近所のママ仲間に教え始めました。そこから徐々にやりたい人が増え、私が中学生の時には既にヨガとして教えるようになっていました。 ヨガは動物のポーズがたくさんありますよね。私はそれが面白くてヨガをやってみたいと思って(笑)。そこからずっと続けています。 2009年 インドの旅 ーーーそうなんですね。動物のポーズに興味を持ってヨガを始めた人は初めて聞きました!中学生らしくて可愛い(笑)意外な答えにびっくりでした。ところでインストラクターになろうと思ったのはいつ頃? たまき:2010年から母のヨガスタジオで生徒さんと一緒にインドへの旅へ行くようになり、そこに参加したんです。それまで生活の中に当たり前にあったヨガだけど、母とインドの旅を共にした事で、母がこれだけ続けているヨガ、それってなんだろうって、深く知りたくなったんです。 インドから帰ってすぐに、今まで見たことのなかったヨガの雑誌を開いてみたそのページにティーチャーズトレーニングの記事が載っていて、2010年にインストラクターの資格を取りました。 ヨガの専門誌 YOGINI Vol.69の表紙に抜擢されました!テーマは呼吸、ぴったりですね。 ーーー引き寄せを感じますね。たまきさんご自身のヨガ歴が、もうすでに30年を超えているんですよね。すごい! ところでたまきさん、舞台女優さんとして活動されていた時期もあるそうですね。 たまき:はい。芸能事務所に所属して舞台を中心に活動していた時期もありました。 私は小さい頃、極度に引っ込み思案な子供だったんです。それを気にした母が近所の音楽スクールに通わせてくれました。通ううちに、家族や親戚、友達の前で歌ったり踊ったりすると喜ばれのが嬉しくなって、、 私には年子の妹がいるのですが、彼女には独特の雰囲気があっていつも周りに人が集まってくるタイプ。私は引っ込み思案で、いつも母の後ろについているタイプでした。なので歌を歌うことが私の自己表現だったんですね。歌うと会話が生まれるのが嬉しかったです。 そして大きくなってからも音楽の高校に通って歌を続けました。 妹さんと一緒に。仲の良さそうなお二人です。 ーーー喜ばれると嬉しくなりますよね。 たまき:歌を続けていた事で、10代後半から芸能事務所に入り、オーディションを受けながら20代前半に舞台のお仕事が決まりました。実はそのお芝居に歌のシーンの予定はなかったのですが、私が歌を歌うと言ったら当時の演出家、故蜷川幸雄さんが歌のシーンを入れて下さって。それを見てくださった方からお声がかかるようになり、20代半ばからミュージカル中心に活動をしました。 ーーーいろんな経験をされているんですね。たまきさんにとって仕事は人生の中でどんなものですか? たまき:ルービックキューブが調整しながら、カチッ、カチはまっていく感じ、っていうのわかりますか? 例えばモデルの仕事で現場に行くとヘアメイクさんがいてカメラマンさん、スタイリストさんがいてモデルがいて。それぞれがそれぞれの持ち場を発揮している。その中で誰一人欠けても形にならない。みんなでバランスを感じ合って調整しながら一つの形を作り上げていくのがとっても好きで、その過程にすごい喜びを感じる。 家族の中でも同じ。 みんな好きなこと、得意な事って違うから。 これをやりなさいとか、強制的に無理矢理色をつけていくなんて出来ない。みんなで伝え合い話し合いながら家族が創られていく。家族に「なっていく」んじゃないかなって思うんです。そういうことがすごく好き。 子供の時、歌を歌うとみんなが喜んでくれて、自分がみんなの輪の中に組み込まれていくその感覚が原点かもしれないですね。 歌っているところ。ちょうど出産1週間前!に行ったライブにて ーーーいまお二人のお子さんを育てながらの毎日、ゆっくりしたいときはどうして過ごしていますか? たまき:ゆっくりしたいと思ったらまずそれを家族に宣言するんです。 それからどうしたいか考えるんです。眠りたかった時はホテルを取って、寝るためだけに行ったこともありますよ(笑)家でゆっくりしたい時は今日は何にもやりません!って宣言するんです。 ーーー旦那さんはその宣言を受け入れてくれるんですね。 たまき:はい!大丈夫なんです(笑) というより、旦那さんとはぶつかり合いながらもそういった事が大丈夫な関係になった。という感じです。 日常的には抹茶が大好きで、夏には冷抹茶を自分で点てたりします。氷がぶつかる音を聞いてるだけでもすごく癒されるんです。そういう時間があればプチリラックスができちゃいますね。 ーーーマインドフルな感じですね!食に関して意識していることを教えてください。 たまき:食べる意欲、うわー美味しそう、食べたいっ!ていう意欲を感じられることを大事にしています。 目から、鼻から感じること。匂いとかも大切ですね。基本は好き嫌いはなくなんでも食べますよ。 でもたまに意識しないでパッとあれもこれも食べてる時がある。これって今自分が食べたいものかなって、立ち止まって自分に聞いたりしています。 ーーー好き嫌いないっていいことですね。特にこれ好きっていうものは何かありますか? たまき:好きなのはアボカド!いろんな食べ方ありますけど、そのまま食べたり、ドレッシングにしたり、あらゆる料理法で食べています。あと梅干しと白いご飯、これがあれば最高に幸せ! 梅干し愛が感じられるーーーたまきさんのインスタグラムより ーーーところでたまきさん、全然見えませんが40代になんですよね。大人の女性として年齢をかさねるにつれて楽しいと感じることはなんですか? たまき:いま子供と一緒にいる時間が多いんですけど、日々発見の連続なんです。 上の子が産まれた日は、ちょうど中秋の名月が満月の日だったんです。それで息子は満月を見ると「僕はママにきれいな満月を見て欲しくて生まれてきたんだよ」って言ったりするんです。 ーーーうわぁ。キューンってなっちゃう発見ですね。 たまき:はい(笑)上の子は今トカゲが大好き。トカゲのおもちゃをとても欲しがるので、自分にとってどれ位欲しいのかって聞いてみたんです。そうしたら空港の荷物受け取りのレールとその上に虹の絵を描いて。レールは自分の気持ちを運ぶもの。虹はきれいな虹色のトカゲがいて、今自分の住んでいるところから自分の欲しい虹色トカゲに自分の思いを運んでくれるっていう意味らしいんです。 子供たちといるといかに自分がこれはこうと決めつけていたり、一つの考えに固執していたのかなって気づく。自分の考えが壊されていく感覚が凄く心地いいです。 以前は違いを認められずにいたような。。。今は子供達が自分の価値観をどんどん壊していく。歳を重ねるごとに違うということが愛おしい、と思えるようになってきましたね。 母の顔。 ーーーそれはすごいことですね。 たまき:はい、どんどん自分の視点が開いていく感じがしますね。 そう思うとストレスって自分自身で作っていたんだなって気づいたりします。歳を重ねるにつれてどんどん自分の心が軽やかになっている気がする。子育ては発見の連続で衝撃だらけ。大変な事もあるけど、すごくワクワクする、楽しい地点に自分がいると実感しています。 ーーーところで素敵なたまきさんが思う「素敵な女性」ってどんな人なのかしら? たまき:この間知り合いが男の子の頭の匂い、くさいんだけどそれが好きって言って、私の子供を抱えて頭の匂いをずーっと嗅いでいたんです(笑) ーーーなんと! たまき:自分のツボとか、ドキドキする感じを素直に表現している人って素敵だなって思いました。私自身も、心に響くもの、心が動く事に素直でいたいなって思います。 撮影現場では自然体にいながらも、カメラの前に立つとスッとイメージの中に入ってくる。 素晴らしい表現力を持つ。 ーーーさて、たまきさん、ヨガとの向きあいかたはどんな感じですか? たまき:私は幸せなことに母がヨガをやっていたので、自分が意識する前から生活の中にヨガがあった。動物のポーズとか、すごくやってみたい、ワクワクとする楽しいものでした。 ーーー普通ヨガって体調悪いとか、メンタルで悩んでとか、負の入り口から入ってくる人が多いけど、それは珍しいですよね。 たまき:ポーズとかアサナもどうやったらできるのかなと自分の体を探検しながら、「ワクワク感」でアサナと向き合ってこれた感じですね。その日その日でカラダの感覚は違うけど、今日の感覚でも重心をちょっとかえるだけで、気持ちいいところに気づける。 自分の体を探検している感じがとても好き。自分の気づいてないところにもっと気づける感じ。体って未知数で、まだ気づいてないところが沢山あるんだろうなって思います。 ーーーたまきさんは10年後、どうなっていたいですか? たまき:うちでは家の中で毎日音楽をかけているんですけど、家族が誰からともなく踊っているんです。最近は私の好きな曲を上の子が知っていて、その曲をかけてくれて、ママはこの曲がかかると我慢できなくなっちゃうんだよねーとかっていうんですよ。 そういうことが凄く楽しい。10年後も好きな音楽がかかった時に自然と体が動いて踊り出せるような軽やかな心の状態でいたいなって思います。 昔イタリアにお仕事で行った時、スーパーのおじさんとかが普通に歌いながら仕事をしていて、そういうのって凄くいいなって思ったことがあります。 今子供達が寝た後旦那さんと、今日一日感じたことを話す時間を大切にしています。時には2人とも疲れ切って、今日はもう寝ますか。。なんて日もありますけど(笑)10年後も旦那さんと過ごす時間を幸せと感じる自分自身でいたいなって思います。 ーーー自分のいる状況や関係にきちんと向き合って、驚きや発見を楽しみながら調整しているたまきさん。とってもマインドフルな大人の女性の魅力に溢れていました。 子育ての時間に向き合い楽しみながらも、ヨガを教えたり、モデルの仕事をしたり、活躍を続けるたまきさん。 |
PROFILE たまき ヨガインストラクター/ モデル / 主婦 ヨガインストラクターであった母親の影響で、幼少期からヨガと触れ合う。2010年にStudio+Lotus8ヨガ指導者養成講座の一期生を修了し、認定講師に。「和ヨガ」を考案し、個人レッスンや教室で教えるなど、多方面で活躍。現在は一男一女の母。 instagram / tamaki_kenmotsu たまきさんのお母様のヨガスタジオ アーナンダヨガスタジオ*お知らせ* 8月24日 飯綱オーガニックリゾートの飯綱東高原オートキャンプ場にてたまきさんのヨガリトリートが受けられます!素晴らしい自然の中で受けるクラスはきっと特別な気づきをあたえて呼吸を深めれることうけあいです。 supprted by ayur shantee . アーユルシャンティもブース出店していますよ。 詳しくはこちらから。 |