呼吸を妨げず、締めつけ感がないか

ヨガでは、深い呼吸とともにすべてのポーズを行っていくのが大きな特徴です。様々な呼吸法のメソッドを学ぶクラスもあるほど。胸を広げ腹式呼吸をするので、胸の下の横隔膜の部分が大きく膨らみます。深い呼吸を意識することにより循環がよくなり、一つひとつのヨガの動きがよりよい効果をもたらしてくれます。

普段の呼吸が浅くなっていると気づきにくいですが、締めつけ感のあるウェアは大変なストレスです。スポーツブラでもランニング用のブラは揺れや衝撃から胸を守るためにしっかりとキープする分、伸びづらいことがあります。ヨガのレッスンに集中するために締めつけ感のないウェアやベアトップブラなどを選ぶことは、とても大切なポイントです。

肩や腕の動きが窮屈でないか

ヨガでは、肩甲骨や肩周りを大きく動かすポーズがあります。そのため、上半身の動きがスムーズにとれるタンクトップやキャミソールなどが最適です。そして、肩紐のストレスがないかもチェックしましょう。ストラップなしで着ることができるベアトップブラなどもおすすめです。また、体型カバーを意識した大きめサイズは、ヨガウェアが体にまとわりつき動きがとりにくくなることもありますので、つかず離れずのシルエット感のものを選ぶのがよいでしょう。

座るポーズが楽に行えるか

ヨガでよく行うポーズの一つに、蓮華座といった座りポーズがあります。このポーズを楽に行えるよう、膝周りや股関節の動きを妨げないヨガウェアをおすすめします。中でも、ストレッチが効いた素材のスキニーやレギンスがおすすめです。裾の広いショートパンツは動きやすいですが、下着が見えてしまうこともあるので気をつけましょう。

逆転系や下向きのポーズでも集中できるか

ヨガではヘッドスタンドやアームスタンドをはじめ、足を上げる逆転系ポーズや下向きのポーズがたくさんあります。頭が下、足が上になるような逆さまのポーズだと、裾広がりのヨガウェアではめくれてしまい、ポーズの途中お腹が丸出しに…などという悲しいことがあります。ヨガの動きに集中できるよう、裾がめくれにくいデザインのキャミソールなどを選びましょう。ゆったりとしたシルエットのチュニックの場合は、サッシュベルトなどがあれば、めくれる心配がありません。また下向きのポーズでは、キャミソールが浮いて胸の谷間が気になってしまうことも。下を向いたときを想像してウェアを選ぶのは大切なポイントです。

また、ヨガウェアを選ぶときは機能性や着心地だけでなく、もちろんデザインにこだわって選ぶのも大切ですね。

モチベーションが上がるものか

着る服によって気分が変わるように、ヨガウェアもお気に入りのデザインがあればモチベーションも上がり、ヨガの時間がより充実するはずです。汗をかいて髪も乱れたりしますので、きれいに見せてくれるデザインのものを選ぶことで気分よくいられます。好みのデザイン、好きなカラーなど、お気に入りのヨガウェアを見つけて、より快適にヨガを楽しみましょう。

運動量が少なめなリラックス系ヨガ

リストラティブヨガや陰ヨガといった運動量が少なめなヨガでは、座位や寝ポーズなども多く、基本的にリラックスすることにフォーカスされています。そのため、リラックス系ヨガでは、チュニックなどの体を締めつけないヨガウェアがおすすめです。

運動量の多いパワー系ヨガ

ヴィンヤサヨガやアシュタンガヨガといった運動量の多いヨガでは、ダイナミックな動きや難易度の高いポーズが多く、基本的にたくさん体を動かすことにフォーカスされています。そのため、パワー系ヨガでは、キャミソールやスキニーなどの激しい動きでも邪魔にならない体にフィットするヨガウェアがおすすめです。